本種は、低温に弱く、日本では無加温の場所では越冬できないため、暖房あるいは熱源のある場所で越冬する。そのため、オフィス・ビル、ホテル、飲食店、病院、新幹線、または、コンクリート構造、断熱構造の建物に生息し、都市地域・市街地域で多く見られる。
本種は、木造の日本家屋、コンクリ−ト造りのアパ−ト等の住居に多く生息しており、チャバネゴキブリが、都市のビル、飲食店、ホテル等に多く、ヤマトゴキブリが農家や屋外に多いのに対して、中間的な分布パタ−ンをもっている。温帯・亜熱帯の地区を中心に世界中に生息し、日本では九州から北海道まで広く分布する。
本種は、衛生害虫として世界で最も普遍的なハエである。世界中、ヒトの住んでいるところならば、どのような場所でも生息しているといわれている。自然環境よりも、ヒトの密集している都市型環境の生息密度が高い。成虫は、ミルクや果汁等の糖分を含む食物に好んで集まり、都市では、主にゴミ、農村では肥料等が発生源となる。