■2012年1、2月
ノシメトンボの成虫
<学名:Sympetrum infuscatum>
今年は“辰年”。トンボは、英語で“Dragonfly”。トンボは、昔から勝ち虫と呼ばれ縁起物とされてきた。少々強引ですが、皆様の幸運をお祈りして、今年最初のカレンダーはトンボ。ノシメトンボは、よく見られる普通種。和名は成虫の腹部の黒い斑紋が熨斗(のし)目模様に似ていることに由来する。成虫は6月下旬頃から羽化し、11月下旬頃まで見られる。周辺に林地のある比較的開けた池沼、水田に多い。
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■2011年11、12月
ナミアゲハの成虫
<学名:Papilio xuthus>
ナミアゲハは、アゲハチョウ科アゲハチョウ属の一種で、本科もしくは本属の総称である“アゲハチョウ”と呼ばれることが多い。日本では、人家の周辺でよく見られるチョウである。本種をはじめとするアゲハチョウ属の多くは、ミカン、カラタチ、サンショウなどのミカン科植物を幼虫の食草とする。葉の上に一粒ずつ産卵された卵から孵化した幼虫は、葉を食べて生育し、5齢幼虫を経て蛹になる。蛹は、1週間ほどで羽化し、成虫となるが、冬季は、蛹のまま数ヶ月ほど過ごし、春先に羽化する。
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■2011年9、10月
ウリハムシの成虫
<学名:Aulacophora femoralis>
ウリハムシは、キュウリやカボチャなどのウリ科植物に多数集まり、ハムシ類では最もよく知られているものの一つである。本種は、年1回発生であり、春に、越冬した成虫がウリ科作物の周囲の土壌に産卵を行う。卵からふ化した幼虫は、ウリ科植物の根を食害する。また、成虫は葉上に群がって食害する。そのため、本種は農業害虫とされる。幼虫は土中で蛹化し、新成虫は、7月以降に出現する。
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■2011年7、8月
ノシメマダラメイガ成虫・幼虫
<学名:Plodia interpunctella>
ノシメマダラメイガの幼虫は、穀物、豆類、ナッツ、ココア、チョコレ−ト、乾燥果実とその加工製品など、極めて広い食性を持ち、温帯地域では貯蔵食品で最も問題の多い害虫として知られている。成虫の寿命は1週間程度で、この間食物を食べずに交尾し、雌1頭当たり200個前後の卵を餌の周辺等に産卵する。発育可能な温度範囲は、17.5℃〜35℃であるが、上限または下限に近い温度では、死亡率が高くなる。
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■2011年5、6月
アブラムシ類の幼虫とその脱皮殻
<学名:Aphidoidea>
アブラムシ類は、主に卵で越冬し、4月から6月、野菜や果樹などの茎や葉の辺りに現れ始める。野菜や花卉などの植物を吸汁加害し、植物の成長を阻害するだけでなく、ウイルス病を媒介したりすることから、農業害虫とされている。暖かくなる頃、単為生殖により、爆発的にその数を増やす。なお、アブラムシ類の生活型は、昆虫類の中でも最も複雑であり、秋以降、単為生殖ではなく、雄が発生して、卵生有性生殖を行う種も見られる。
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■2011年3、4月
脱皮殻(鞘翅目の幼虫)
<学名:Coleoptera>
左上から時計回りに、カツオブシムシ科ヒメカツオブシムシ、ホソヒラタムシ科ノコギリヒラタムシ、ゴミムシダマシ科コクヌストモドキ、カツオブシムシ科ヒメマルカツオブシムシの各幼虫の脱皮殻。鞘翅目幼虫は、脱皮を複数回繰り返し、発育する。
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■2011年1、2月
ジンサンシバンムシ(成虫)
<学名:Stegobium paniceum>
乾燥食品の害虫として知られているジンサンシバンムシは、タバコシバンムシと生態、形態ともに類似している。なお、成虫は、触角で見分けることができ、タバコシバンムシはノコギリ歯状で各節の大きさが同等であるのに対して、ジンサンシバンムシは、鞭状を呈し、先端3節が長く大きいのが特徴である。
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■2010年11、12月
ヒメマルカツオブシムシ(幼虫)
<学名:Anthrenus verbasci>
本種は、年1回発生で、4〜5月頃成虫が出現する。成虫の寿命は1〜2ヶ月であり、雌はその間、30〜60個の卵を産む。約25日で卵から孵化した幼虫は、乾燥魚、毛織物、毛皮、乾燥標本、食品など、動物質および植物質の両方を食害する。幼虫は、骨を残して身の部分だけを食べるため、餌の“ニボシ”が骨標本に。
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■2010年9、10月
コメノケシキスイ(成虫)
<学名:Carpophilus pilosellus>
コメノケシキスイは、成虫、幼虫ともに穀物、生果物、干果等を加害する。完全な粒に発生することは稀で、醗酵したものやカビが発生したものを好んで食す。幼虫期間が短いため短期間のうちに大発生することがある。
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■2010年7、8月
コクヌスト(成虫)
<学名:Tenebroides mauritanicus>
本種は、主に玄米などの穀類を加害する害虫であるが、他の貯穀害虫も捕食することから益虫の面も併せ持つ。成虫は、黒褐色を呈しており、体長8mm前後である。幼虫は、白色だが、頭部および胸にある紋や突起をもつ尾端は黒褐色である。なお、コクヌストは、漢字では“穀盗人”と表す。
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